コラム

保健師として働くこと ~初めてのQ&Aコーナーでお答えします~

Mako

先日、Instagram でいくつか保健師に関する質問を頂いたのでお答えしていこうと思います。私のInstagram は保健師を目指す学生さんや、新人保健師さんも結構みて下さっているので、その中から出てきた質問かな?とも思います。質問をくださった方、本当にありがとうございます。

初めてのQ&Aコーナーに感慨深さが・・・

 

いただいた質問はこちらの3つです

質問1:保健師の魅力を知りたい
質問2:新人保健師について
質問3:保健師として働く中で、お母さんからの質問で多いもの

ただ質問を見るとまだまだ保健師という仕事って、あまり知られていないんだな~とつくづく思ったりもします。私は保健師という肩書だけにはとらわれず、ママパパの支援や子育て支援に関わっていけたらいいなとは思っていますが、ぜひこれを機会に保健師という仕事をまた改めて皆さんに興味を持ってもらえると良いなと思います。

では、気合を入れて順番に質問に答えていきますね!!

Q. 保健師の魅力を知りたい

 

【質問:保健師の魅力を知りたい】

うーん、わたしが考える保健師の魅力でお答えすると、下記の二つですかね。

[box04 title=”わたしが考える保健師の魅力”]①保健師の魅力は、個人にも集団にもアプローチしていける事
②健康の切り口さえあれば、様々な市政業務にも入り込んでいける余地があるという事
(↑これは行政保健師ならではの部分かも)[/box04]

まず①について、

①健師の魅力は、個人にも集団にもアプローチしていける事

 

私はとにかく個別のケースワークは保健師の仕事の中で大切にし、そして丁寧に関わってきました。母子に限った話ではなく、それぞれの家庭の支援に深く入り込んで、一緒に適した生活って何だろう?って考えられる仕事ってあまりないように感じます。多くの人の生活や考え方に触れることもできるので、自分自身の考え方を成長させられることが多かったです。また、一人でケースを支え切れるわけではないので、他部署の人や様々な関係職種の人と顔見知りになれたことが大きな力になりました。

さらにこの個別だけにとどまらないのが保健師の仕事。集団教育や、地区の特性把握を行っていけるというのも保健師に求められる力。最初は何人もの前で話すのは苦手でしたが、今はInstagram やブログなど情報発信をする際の力もここからついてきたなと感じています。

何よりも人と直接関わり、相互で影響をしあえる仕事はとても魅力的だなーって思います。

 

②健康の切り口さえあれば、様々な市政業務にも入り込んでいける余地があるという事

 

実はこれすごく魅力的な部分だと思います。

学生で勉強してきた時や新人保健師の時は、、
個別のケースの健康課題を解決すること、与えられた健康支援業務を回すことが保健師の仕事と思っていました。ただ業務を積み重ねていく中で、保健師は健康という切り口さえあれば、部署を越えて市の業務どんなところにも関わっていけるじゃないか!?と気付きました。そうすると単純なルーチン業務だけでなく、新しい考え方も吸収出来たり、自分自身も楽しんで仕事が出来たように感じます。

保健師だからと、目の前の専門業務だけこなせばいいという考え方は若干もったいない。保健師は健康の切り口さえあれば力や経験は発揮できるはず!という考え方で個別のケースワークも日々の業務も関わっていけるととても楽しいと思います♪

Q. 新人保健師について

 

【質問:新人保健師について】

新人保健師って大変ですよね。私もすごい葛藤の中で業務を行っていたのが良い思い出でです。私の新人保健師時代の悩みや葛藤は、一度以下のNoteに纏めているので良かったらリンクから無料で見れるので、ぜひ一度時間があるときに見てもらえると嬉しいです。「保健師としての気付き」という項目で触れています。

見出し画像
Note – まこの自己紹介&今後の活動

まずは新人保健師時代は丁寧にこなす、真似することからで大丈夫ということかも!!
個別のケースワークも集団教育も私は時間さえあれば、いろんな先輩保健師さんの後ろから影武者のようについて回り、それぞれの先輩のいい言葉回しや、素敵なところは真似をしていました。一緒に行きます!荷物は持ちます!!って立候補するのはとても得意だったように感じます…(笑)

あとは中途半端な知識で指導しないという事。これ結構見抜かれます。ここは○○までにきちんとお答えしますね、とはっきり伝えた方が関係性もうまくいくことが本当に多い。
新人保健師時代はまずは今書いたような事を意識して、まずは基本的な業務をこなしていく事が大切かなと思います。

意外と覚えないといけない事務作業系も多いです。ただ、この事務作業はできるようになっていないと、後々自分が困ります。保健師さんはこの事務作業系が苦手な人が本当に多いという印象です。ただ保健師の魅力②でも書いたような市政業務に関わっていく為には、幅広く事務作業を自信を持ってできていた方がいいですね。保健師さんの中で質問しなくても、事務系の職員の人に聞いてもいいと思います。

ぜひ頑張って保健師として一緒に働いていきましょう♪

Q. お母さんからの質問で多いもの

 

【質問:お母さんからの質問で多いもの】

お子さんの年齢によっても違うので一概に何とも言えない部分もありますが、簡単にまとめます。

新生児期:成長発達がそもそも問題がないか?身長や体重がきちんと増えているか?
母乳やミルク量
泣きの対応

乳児期:赤ちゃんとの遊び方
離乳食食べない
身長、体重について

1歳過ぎ:歩き出しや、言葉の発達について
夜泣きについて
ご飯を食べない

3歳過ぎ:言葉の発達について
こどもの癇癪の対応
叱り方について
トイレトレーニング

ざっくり書くと上記のような感じと思います。是非参考にしてみて下さい。

今回は簡単ではありますが、頂いた保健師の仕事に関する質問にお答えしました♪
随時質問は受け付けていますので、Instagram からでもブログからでもいつでもご連絡いただけたらお答えします。

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