
デザインの勉強を始めて1カ月が経ちました。
基本ツールであるPhotoshopやIllustratorの使い方を覚えたので、今後は課題をこなしていく時期になります
「デザインを学ぶ=デザインを盗む」
※誤解ないように言うと、上手な人のデザインを1から同じように作成しスキルアップを目指す事です、盗用ではありません;
プロのデザイナーさんがブログや動画などでデザインについても発信しているので、無料で学ぶこともできます。私もよく見させてもらっています!
ただ、本は本で良いところがあり、体系的に知識を纏っていて細かいトピックを探求しているので、知識を深める為に読み進めていくつもりです
これからデザインを勉強していく人に向けて、初心者のわたしが「良いな!」と思えた本をご紹介させてもらいますね
デザイナーになる。 伝えるレイアウト・色・文字のいちばん大切な基本
出版日 | 2015/9/17 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション(MdN) |
著者 | 永井 弘人 |
ページ数 | 147 ページ |
【プロのデザイナーになるためのノウハウがわかる最短コース!】
本書は、プロのデザイナーを目指す人のために、必要な知識と考え方を親しみやすくやさしく解説する一冊です。
Macとアプリの操作方法や単なるデザインの知識を知っているだけでは、もちろんデザイナーにはなれません。デザインのそもそもの目的や、クライアントや周りの人たちとのコミュニケーション、デザイン制作の進め方、その過程での心構えなどを押さえた上で、これらの知識や手法を学んでいく必要があります。
この本がおススメの人
・WEBスクール等でデザイン講座を勉強したばかりの人
・デザイン初心者(これから仕事にしようと検討している人)
本の感想
レイアウト、フォント、配色、ツールの使い方について纏めている本が多い中、この本はデザイナーを目指す人向けに書かれているので非常に参考になりました。
WEBスクールのデザイン講座を一通り受講した後なので言えることですが、ADOBEソフトだったり、仕事の取り方だったりは教えて頂けましたが、この本にあるようなデザイナーとしての心構え、根幹を考えるきっかけを与えてくれませんでした
途中「どんなデザイナーになりたい?」と問いかけてくるページがあるのですが、5つの質問を書き出すことで、自分のデザイナーとしての方向性が導き出されます。
「クールなデザインを売りたい」「ECバナーデザインを中心にしたい」「かわいい写真でチラシを作りたい」とか、漠然と頭の中にあるでしょうが、
「自分自身がどんなデザイナーになりたいか」というコンセプトが定まらないと、目標や方向性がボヤけてしまうと思います。デザイナーに限らず言えることだと思いますが。
また、実際にプロデザイナーが行っている工程(例えば、ヒアリング、素材集め、コンセプトの立て方)を丁寧に書いてくれているので、今後独り立ちした際に必要な流れが理解でき、迷ったときに読み返すことができる心強い一冊です。
初心者が陥りがちな思考の偏りや、注意しておくべき点など細かく纏めてくれているのでおススメです。
まとめ
いまは副業推進の時代になってきているので、新しい事に挑戦するのは大切なことですが、焦らずに自分の足元をきっちり固めていくのが大切なことです。
なんでも中途半端で続かない人というのは「なぜそれをやるのか?」という問いに対し、明確な答えと出し切れていない人なのだと思います。
勿論、デザイナーを目指す上で、デザインスキルを必死に勉強する時間も大事です。
しかし、仕事にしていく上で「自分のコンセプト」を明確にしておかないと、悩んだり、クレームを受けたり、逃げ出したくなった時、支えてくれるものがないのです。
「お金ではない何か」をモチベーションとして、自分の中で決めておく必要があります。
そんな仕事を進めていく上で大切なことが書いてある1冊なのでぜひお手に取って読んでみて下さい。
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