赤ちゃんにも理想的な姿勢があるのをご存じですか??
抱っこしている時、寝かせている時、赤ちゃんの体制で気を付けた方がよいポイントがあります
今回は赤ちゃんの姿勢にまつわる「股関節脱臼」についてお話しますね
・赤ちゃんの足の骨つきや歩き方が気になっている方
・脱臼の予防方法を探している方
股関節脱臼を起こすこともあります(生まれつきの場合:先天性股関節脱臼)
①足の片方が常に内側に入っている
②足の付け根のしわの数が左右で違う場合は、注意が必要です。
骨の成長や歩行に影響することもあるので気になる場合は小児科を受診しましょう
予防接種の時に確認してもらうのも良いと思います。
股関節脱臼とは、その原因について
「股関節脱臼」とは、足の付け根の関節が外れてしまう病気のことです💡
主に下記2パターンの原因が考えられます!
▶️生まれつき股関節脱臼がある場合
▶️稀ですが、抱き方等で股関節の動きを制限させてしまうことで起こる場合




どちらの場合でも歩行や骨の成長に影響するケースが多いので、
症状に気づいた場合は、早めに小児科を受診するようにしてください🏥
一般社団法人 日本小児整形外科学会が詳細をパンフレットにしていますので、医学的な知識として詳しく知りたい方は、ぜひ下記をご覧になって下さい
先天性股関節脱臼予防パンフレット 一般社団法人 日本小児整形外科学会より
赤ちゃんの正しい足のつき方
僕にとってはこの姿勢が結構苦痛な気が・・・
赤ちゃんが立ち始めるまでは足が上がっているのが普通なのよ
曲げたまんまで生まれてきてるしね
股関節脱臼させないよう気を付けておくポイント
赤ちゃんが歩き始めるまで、下記の3つのポイントに気を付けてあげましょう
①小さめの洋服で足が開きにくくならないようにする
②長時間の抱っこはなるべく「こあら抱き」
③抱っこひもやスリングもなるべく股関節がWの形に開くものを選ぶ
移動時は「コアラ抱っこ」して足を自由に




コアラって足を曲げた状態で木に捕まってますよね?
コアラと同じ体勢で抱っこ=「コアラ抱っこ」が赤ちゃんの身体によいのです
新生児期の赤ちゃんは、自然と足が「M字」に開いてて、これはママのお腹にいた時と同じ姿勢なんですよ✨
生後3カ月頃までは無理に脚を伸ばそうとせず、自然に足が曲がった状態のまま抱っこしてあげることで股関節脱臼の予防に繋がります
特に、横抱きのスリングを使う場合、足が開いた状態を取りにくく、関節が外れてしまうこともあるので気を付けましょう!
赤ちゃんの理想的な足の形について
赤ちゃんの足は基本的に「Mの形」をして開いています✨
この動きを制限するような小さめの洋服を着せ続けたり、
足を閉じて真っ直ぐに伸ばした状態を長時間取らせないようにしましょう🌻
太もものシワが左右で異なっている
あおむけでM字に脚を開かせて開きが悪い、片方だけ開きにくい
↑こういった兆候がみられる場合には、小児科受診をお勧め致します
早めに発見してあげる事で、その後の骨の成長や歩行等に影響するのを最低限抑えることは可能なんです。乳幼児健診でも必須チェック項目になっているので、保健師さんや医師に相談してみるのも良いと思います!
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