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保健師

育児相談中に自信の無さを見抜かれる日々:新人時代

学生さんや新人保健師さんからお悩み相談が多くなってきたので記事を書こうと思いました

何を勉強しておけばいいですか?
何を準備したらいいですか?

新人時代は特にだと思いますが、仕事に対しての不安が多い時期ですよね

わたしが学生時代に感じていたことですが、保健師について色々調べてみても、実務の話に触れた教材や情報って出てこなくって、日々不安と戦いながら仕事をしていました

わたしの新人時代について紹介するので、良ければ参考にしてみて下さい

・新人保健師として頑張っている方
・いま看護学生で保健師を目指しいている方
・保健師の仕事に興味がある方

新人時代は覚えることがたくさん!

 

大学卒業後すぐ、4月から新人として市区町村の保健センター勤務がスタートし、新人1人に対し指南役1名体制で丁寧に教えてもらいながら仕事を覚えていきました

そもそも何もわからない状況だったので、ハンコの場所(決済や受理印)やハンコの押し方ルール(役所独自)だったり、印刷複合機の使い方まで、事務的なことも含めて覚えることだらけですよね

とくに一番苦労していたのは内線の取次ぎをしても、聞き慣れない言葉が飛びかっていて、伝言すらうまく出来ないことが多かったことです・・・良い思い出です

初回1~3件目は指南役同行で育児訪問

 

最初はどんな仕事をするにも「行動計画」を指南役に提出していました

「○か月の赤ちゃん」の訪問なので、○○について確認してきます!
「こういう相談を想定してる」ので、それに関する資料を読んで話せるようにしました!

訪問前に指南役に予行演習をしてもらい、
訪問時のマナー練習から始まり、メモの取り方、言葉遣い、お茶菓子は断る等の指導も受けました

また、子どもの発達の確認の仕方を一通り復習し、産後うつのスクリーニング(EPDS)の取り方のオリエンテーションを受けましたね

本当に当時の指南役には感謝しかありません
優しく指導して頂きありがとうございました

忘れもしない一人立ち・・・

 

新人の初期の頃は、比較的に内容が難しくない(問題が絡み合ってないという意味)相談を優先的に回すように配慮されていると思います

恐らく、一人立ちして2カ月くらいは継続してフォローする相談は少ないのではないでしょうか? その後はみなさん平等で扱われていくので準備期間ですね

しかし、わたしの場合は少し特殊な経験で、もちろん配慮はしてもらっていましたが、本当に初めて一人で育児相談へ行ったのが育児不安が強いママのお家で、相談されても戸惑ってしまい、訪問時間が長くなってしまったことを覚えています

この一人立ちは本当に不思議なご縁で、自分でも本当に驚くべきことなのですが、前職場を退職するまでの7年間、ずっとその家庭を支援をしつづけ、その子が小学校入学まで見届けるまでのお付き合いとなっていたのです

育児相談は苦手でした

 

いまでこそ5,000人以上の母子相談を経験してきたので自信をもって、何でも話せるようになっていますが、当時のわたしは育児相談が苦手でした

なぜかと言うと、大学では小児の正常発達は勉強しますが、正直にいって「おむつの外し方」「離乳食の食べさせ方」のような実践的なことまでは教えてもらえてないですよね??

Mako
Mako
保健師あるあるですよね?
わたしが真面目に勉強してなかっただけかしら?笑

でも、実際に育児相談の場へ行ったら、聞かれることは育児の「実践的な質問」が大半です

ただ、大卒の新人ならお子さんをお持ちの方はほとんどいないと思いますが、自分も経験していない育児への「自信のなさ」を見抜かれてしまいますし、ママからこの新人さんは「子育てをしたことない人」という視線で見られてしまうので、その空気が非常につらいものでした

最大の失敗

 

育児への自信はなかったけれど、すごい勉強はしました

本屋に並んでいる育児雑誌は片っ端から目と通しましたねー💦

専門職である保健師がこういう「一般向けの情報誌で勉強してよいのか?」と自問自答しつつも、とにかく知識を詰め込もうと必死

訪問前に緊張度がすごく高く・・・自分が想定していない質問が飛び出して来たらどうしよう・・・という不安に押しつぶされる日々でした

訪問記録も勤務時間内になかなか書き終わらず、何を書いたら良いのか?、要点のまとめ方がわからず悪戦苦闘してたんですよ

職場の残業に対する意識が高いこともあり、記録を書き終えないまま帰ることも多々あって、なので、次の日は朝早めに出社して記録を書いて提出というスタイルにしてました(個人情報は持ち帰ってはダメですよ?)

1年目を終えて変えたこと

 

育児なんて、その場の瞬間で解決できるものではないのに、その場で解決して相談を終えなければいけないと躍起になっていました

思い込みって怖いですね

これに気付いてからは、まずは「相手の気持ちに気付く事」「何が大変なのか?」に共感できることが必要なんだと感じています。

今やっていることはなんなのか、お子さんがどういう反応をみせたのか

そういう反応の話をして、何日か後に「これができるようになった!」とママと一緒に喜び合えたり確認できること、振り返りが出来ることが大切だと思うのです、、、そういう積み重ねが支援に繋がっていきます

記録の書き方は各家庭に合わせて書くので時間が掛かると思いますが、上達させるには「他人の記録を読む」「参考にする」この2つが最も効果があるので、とにかく技を盗むつもりで、読みやすく纏まった記録を書くようにしましょう

 

新人さんへメッセージ

 

もし育児相談に不安を感じているのでしたら、一つだけ言わせてほしいのですが、保健師1年目の強みは「一般人の感覚に一番近い」ということです

初めて育児をする人が疑問に感じることを、保健師経験が長くなってくると疑問と感じなくなってしまうことがあり、それは知ってて当然と考えてしまう傾向があります

そうなってしまうと、いま目の前で相談をしている人が「なんで困ってる?」という事に気付きにくくなることもあると思います

1年目に疑問を感じたこと、相談に答えなきゃと一生懸命勉強したことは、始めて育児に向く合うママ達も当然に感じやすい疑問。1年目の時に育児相談に向かう為に準備したこと・思いを大切にすることは、ママたちの思いにしっかりと向き合うことになっていると思うのです

 

そして育児は正解はありません。時にはママたちと一緒に悩んで、なんでうまく出来ないんだろうね?と考えるのは間違っている事ではないと思います

Mako
Mako
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