保健師

赤ちゃんと受動喫煙の危険性について考えよう

Mako
Mako
こんにちは、まこです。役所の保健師として10年以上子育て支援事業に携わっています

 

最近では飲食店内の禁煙化、駅周りの灰皿が撤去されと、
禁煙化の波が来ていますが、それでもたまにタバコの煙が漂ってきませんか?

今回は赤ちゃんの受動喫煙の危険性についてお話しますね

・周りに喫煙者がいる方
・タバコの煙の影響が気になる方
・タバコの何に気を付けるべきか知りたい方

 


タバコは身体にもよくないものという認識は皆さん持っているので、赤ちゃんの前でタバコを吸う事は少ないと思いますが、追加でちょっと知っておいてほしいことがあります

実はタバコを吸い終わった後も、しばらくの間は口や肺の中に溜まった煙を出し続けているのです。つまり、目の前で吸っていなくても、タバコの害を与えることもあるのです。

髪の毛や衣服にも、タバコの煙はしみついてしまうので、赤ちゃんを抱っこする時にもタバコの害を与えてしまう事があるんですよ

 

赤ちゃんの前で喫煙について

 

赤ちゃんの目の前でタバコを吸わなければ大丈夫と思っていませんか?

実は赤ちゃんの目の前でタバコを吸っていなくても、呼気の中や髪や服にしばらくはタバコの有害物質が含まれてしまいます🚬💦

タバコの煙は乳幼児突然死症候群のリスクでもあります😢

 

受動喫煙を避けるのは難しい

夫
ふーっ、人混みを家族三人で歩くと疲れるよねー
Mako
Mako
そうね、土日はどうしても混んでしまうから疲れやすいわね

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タバコの煙
タバコの煙
プカー、、モクモク
赤ちゃん
赤ちゃん
ゴホゴホッ

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夫
きゃーーー!!赤ちゃん逃げて―!!
もう何なのあの煙!こんな人がたくさん歩くところでは吸わないでよ!
Mako
Mako
ゴホッゴホッ、結構けむいわね・・・
公共の灰皿だったとしても、あの場所は良くないわ
夫
いつも通らない場所は赤ちゃんにクリーンじゃないね
マナーというか、せめて煙が流れてこないよう吸ってくれないと!
Mako
Mako
必ずしもタバコの全てが悪いわけではないけど、
特に赤ちゃんや子供への害が減る取り組みは急務と思うわ

 

受動喫煙になりやすい周囲の環境TOP3

 

妊娠出産により生活リズムや家庭の考え方も変化してくる時期、健康のため家族の喫煙についても考える時期でもあるかもしれません✨

胎児・赤ちゃんは、次の3つのルートからの受動喫煙にさらされることがあります

① ママが喫煙
→化学物質は、胎盤を通して胎児へ、出産後は母乳を介して赤ちゃんに移行します。
② パパか同居人が喫煙
→煙は、お母さんの鼻や口、肺を通して、血液の中に入り、胎児にも移行します。
③ 出産後、パパママ・同居人が喫煙
→赤ちゃんは直接タバコの煙を吸っています。

妊娠は禁煙に取り組むチャンスです

 

妊娠をきっかけに禁煙に取り組む女性が多い統計があります
それは産前の喫煙より妊娠中の喫煙の方が赤ちゃんへ悪影響が大きいからです

イラストにも描いた通り、タバコを吸い終わった後でも、
息、洋服、髪の毛などに有害物質が残っているので、
自分自身もタバコをやめて、なるべく近づかないよう周りの理解を求めるしかないのです

喫煙がおなかの赤ちゃんに与える影響

 

MAKO
MAKO
少し前に内閣府の政府広報にこの記事が出てたので
このようなツイートをしてみました

身体や器官が未熟な赤ちゃんは受動喫煙による有害物質に非常に敏感です

喫煙者と非喫煙者を比べて、下記のような症状が出てしまう可能性があります

 

・赤ちゃんの発育不良
・胎盤の機能が低下
・赤ちゃんに疾患が引き起こされる可能性
・低出生体重児

 

誰しもママパパは元気な赤ちゃんが生まれてきてほしいと望まないでしょうか?

少しでも元気な赤ちゃんを産む為には、
有害な物を体内に取り込まないようにするのが一番なのです

ただ、無理に喫煙するとストレスが溜まってしまうので、
赤ちゃんの身体のことを気にしながら、少しずつ禁煙に前向きに向かうといいですね♪

 

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